横隔膜の下げ方と呼吸の関係
息苦しくなったと感じたときに、効果的な横隔膜の下げ方についての説明。
横隔膜の役割は?
横隔膜は人体において、胸腔と腹腔の境にある筋肉層のことで、主に肺呼吸の手助けを行います。
横隔膜は周期的に伸縮し、肺に空気を送り込む、二酸化炭素を送り出すと言う役割を持っており、一般的にはそれを腹式呼吸と呼んでいます。
息を大きく吸ったとき、お腹が大きくなるのを感じたことがあると思いますが、これは空気によってお腹が膨らんだのではなく、横隔膜が空気を送り込む際に膨張をしていることから感じる現象で、逆に息を吐き出すとお腹が縮むのは空気がなくなったのではなく、横隔膜が縮小していると言うことになります。
どんな時に苦しくなる?
しかしながら、腹式呼吸(横隔膜呼吸)は睡眠時などには平常に行われるものですが、緊張しているときなどは正常に行われなくなり、例えばカラオケなどで思ったように声が出ない。
緊張から呼吸が乱れ、変に息苦しいと言う場合が多々あります。
これは交感神経の働きから横隔膜が上がっている状態で、呼吸が正常に行われないため息苦しさを感じたり、声が出にくくなったりするのです。
リラックス状態時は自然と横隔膜は下がり、呼吸も楽になります。
下げ方はどうするの?
横隔膜を下げる方法として、最初は意識的に「お腹で呼吸する」と言う事を心がけるようにしましょう。
体勢は姿勢良く、しかしリラックスできる格好でいることが大事です。
仰向けになって横になるのも良いでしょう。
その状態でお腹で呼吸することを意識し、息を吸った際、全身に空気が行き渡ったような感覚を得ることがあると思います。
その状態が「横隔膜が下がっている」状態であり、この感覚を立った状態でも維持できるように心がけることによって常に横隔膜を下げることが可能になります。